表面波探査法による住宅地盤調査のビイック株式会社

9月の標語 「木を見て森を見ず」

 今月の標語はことわざである「木を見て森を見ず」です。

一部分のみに気が取られ、物事を全体的にとらえていないという譬えです。
 
 中国にも「盲人模象」という同じようなことわざがあるそうです。十人の盲人が象を調査したところ・・・、
一人の盲人は象を扇子のような動物であると言いました。
この盲人は象の耳のことを伝えました。
また他の盲人は象を柱のような動物であると言いました。
この盲人は象の足のことを伝えました。
別の盲人は象を蛇のような動物であると言いました。
この盲人は象の鼻のことを伝えました。

もう一人の盲人は象を壁のような動物であると良いました。
この盲人は象の胴体のことを伝えました。etc ・・・。

それぞれの調査結果は正しいのですが、分かることの一部のみで全てを判断出来ないということです。

 
 当社は地盤調査業並びに地盤調査機械の販売もしております。従いまして地盤調査機械を導入していただいた調査会社さんには当社にとっては顧客であり、また地盤調査を発注するときはその調査会社さんに対して私たちが発注者にあります。ゆえに業務内容によっては調査会社さんはお得意様でもあり、また仕入先でもあります。どちらか一方からの見方だけでなく、他方からの見方をして、会社全体から物事を見る必要があります。
 
 全ては「バランス良くする」ということだと思います。どちらかに偏っていると冷静な判断も出来ませんし、相反する側との摩擦にもなります。「バランス良くする」方法は自分が相手の立場に立って考えたときに賛成出来る内容であるのか否かだと思います。人生もバランス良くすることが大切なんでしょうね。
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