私の妻はある特殊な能力を持っています。それは、彼女が応援するものは全て負けてしまうというものです。一般的に、好きなチームが勝つために皆応援をします。彼女も好きなチームのために応援をします。ところが、何故か彼女が応援するチームは勝利するどころか負けてしまうのです。
1)選挙での投票
私たち家族は国民の義務ですから、必ず投票に行きます。彼女も勿論積極的に投票しに行きます。しかし、彼女が応援する候補者はいつも落選してしまいます。そのため、応援したい候補者がいるけれども、応援することを躊躇しているようでもあります。先月の参議院選挙でも1枚目と2枚目に候補者名を書きましたが共に落選していました。
2)高校野球での応援
何年か前のことですが、車で移動中に高校野球のラジオ中継を聞いていました。京都の高校と何処かの高校の試合でした。京都の高校の投手は沖縄県出身の名前でした。そこで沖縄県出身の彼女は、「〇〇くん、がんばれーっ!」と声援を送りました。するとどうでしょう。その京都の高校は負けてしまいました。
このことは家庭内での七不思議のひとつとなってきました。別の高校野球でも、娘が沖縄県代表の高校を応援していましたが、相手高校に点数を取られ始めました。これは自分の母がきっと応援しているに違いないと思い電話をしてきました。「ママーっ、お願いだから沖縄の高校を応援するのを止めてーっ!」するとどうでしょう、その沖縄の高校が点数を取り始めました。
3)今年の高校野球
そんな彼女も段々自分の持っているその能力を理解し始めたのか、2025年沖縄県代表の沖縄尚学高校の応援をしないと決めていました。高校野球の情報に全く触れることをしませんでした。そうするうちに、沖縄尚学高校がベスト8になっていることを知りました。しかし、彼女は応援することを自ら拒んでいきました。するとどうでしょう、ついに沖縄尚学高校が決勝進出し、見事に優勝したではありませんか。
ここまで書いてきたことは全て事実ではありますが、たまたまそうなったということかと思います。彼女がそのような能力があるとは思いませんが、そういう話題で盛り上がることも楽しみのひとつですね。おかげで夫婦間や親子間の会話の一助となっていることに感謝いたします。
しかし、もしそのような能力が本当にあるならば、それはとても辛いと思います。自分が心から応援したい候補者が落選したり、応援したいチームが負けてしまうのは悲しいことです。寧ろその反対の能力があれば、鬼に金棒ですし、素晴らしいですね。