液状化対策と建物の修復方法について解説します

地震被害の1つに液状化があります。事前に液状化対策をおこなうと高額な対策工事が必要になる可能性があります。ここでは、様々ある液状化対策の1つの考え方を解説いたします。

巨大地震が発生し液状化が発生すると建物が傾く、マンホールが浮き上がるなどのなどの被害が発生することがあります。このような被害に対して事前に液状化対策を実施しようとすると高額な対策費用が必要になることがあります。

液状化対策に対する考え方と液状化後の修正方法についてお伝えいたします。

液状化とは
液状化は、地下水で満たされた状態の砂で形成された地盤で発生し易くなります。地震の揺れによって、砂同士の結びつきが離れてしまい地下水の湧き出し、マンホールの浮き上がりや建物の沈下などの被害が発生する可能性があります。

ただ、液状化の対策をしようとすると高額な費用が必要になることがあります。また、対策方法によって液状化被害を完全に防ぐことが出来ない場合もあるようです。

液状化の対策について
液状化対策としてベタ基礎にて施工しておくことも1つの方法です。

東京都都市整備局発行の「液状化による建築被害に備えるための手引き」に液状化対策として「直接基礎(ベタ基礎)」にしておくこと。

日本建築学会発行の「建物基礎構造設計指針」では、木造家屋などで地盤改良を行えない場合、基礎に十分な剛性と強度をもたせること(ベタ基礎にする)で、液状化後の上部構造の被害を軽減させ、さらに上部構造に沈下が生じた際は、ジャッキアップなどによる建物の修復に有利であるとされています。

もちろん、液状化に対して効果があるとされる工法で対策をすることも有効であると考えられます。ただ工法によっては、高額な費用が必要になることがあることがあります。

固い地盤で地盤改良工事が必要ない土地ではベタ基礎にて施工しておき、液状化して不同沈下してしまったら修復工事を行うのも一つの方法です。
修復工事費用として地震保険を利用できますので、必ず加入しておくことをお勧めいたします。

沈下修正方法とは
不同沈下建物の修復工事方法についてご説明いたします。

①アンダーピーニング工法

基礎下に穴を掘り建物自体を反力として固い地層(支持地盤)まで鋼管杭を圧入します。
この鋼管杭を複数個所に圧入します。
所定の位置に鋼管杭を圧入したのちジャッキアップにて基礎を水平になるように持ち上げます。

 

 

②耐圧盤工法

基礎下に穴を掘り、耐圧盤(鉄板)を敷設します。
耐圧盤を反力にしてジャッキアップして基礎を水平になるように持ち上げます。
比較的浅い部分に支持層がある場合や地盤沈下が収束している場合に施工できます

 


③薬液注入工法(アップコンなど)

基礎外周部や内側から地盤中に薬液を注入し、注入圧力(薬液が上に押し上げる力)
により基礎を押し上げるか、何度か注入を繰り返して基礎を押し上げて水平になる
ようにする方法などがあります。

 


液状化により建物が不同沈下したら、様々な方法で修復することが出来ます。

修復費用は修復工事方法によってまちまちですが、地震保険を利用することによって修復費用の一部または全額を補填できるようです。

まとめ
建物を建てるときは、まず地盤調査を実施して建物を建てても問題が無い土地かを調べることが重要です。

地盤が軟弱で不同沈下の危険性がある場合は、地盤改良工事を実施しましょう。
地盤が固く地盤改良工事の必要が無い土地で液状化の危険性がある場合は、ベタ基礎を採用することをお勧めいたします。万が一に備えて地震保険に加入しておきましょう。

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