ひるあんどん

2018.10.02地盤による災害

記事作成者:
富岡直人
ts260080

今回も災害に関連する話になってしまいました。

台風24号にて被災された方に心からお見舞い申し上げます。

多くの降水があったために、しばらくの間は土砂災害に警戒が必要ですとニュースなどで

報じられていると思います。

 

なぜ、雨が降った後に土砂災害が多くなるのでしょうか。

雨が降るとその雨水は、街中では排水溝や下水などを通じて河川や海に流れていきます。

しかし、そのような対策が行われていない場所があります。それは山の中や高低差のある未開発の場所などで、基本的には人の住んでいない場所なのですが、その上側や下側には集落が存在する場所は平地の少ない日本には数多く存在します。

対策の行われていない場所では、大雨が降った際には地中に水が浸透しますが、乾季でもない限り、もともと地中には水分が存在してます。地中に水の流れがある場所でも流れる水の量は決まっているため、増えた水を一度に地中に流す、ということはできません。どうなるかというと、地中に水が留まることになります。

地中に水が留まると水を含んだ土は当然のことながら重くなります。多量の水を含んで重くなった土はそれを支えられる地盤があれば保持できますが、地盤が脆ければ保持することはできなくなります。

たとえ保持できていたとしても、そこにさらに多量の雨水が加わることや大きな揺れという力が加わった場合には保持できていたものが、保持できなくなります。

こうして地滑りや山崩れが発生することになります。どのくらいの降雨量があった時に危険だとか、どの位の地震があったら危険性については個々の場所の特徴によって異なるのですが、日常的に少量の崩れや落石などが頻発している場所では地盤が安定していないことが考えられるために十分な注意が必要になります。

こうした傾斜地が近所にある場合、普段からよく見るようにしておいてください。そして、普段よりも多くの土砂が崩れてきている場合、今までは無かった場所からの湧水や少しだった湧水が勢いよく流れでいる場合、普段とは匂いが変わっている場合には十分な注意をするようにしてください。

そして、大雨が降ることが予想される場合や大きめの地震が発生した場合、普段はしない音がするような場合には、役所からの避難指示が出ていなくても一時的に避難するようにしてください。

避難して何もなければ笑い話で済みますが、何かあってからでは遅いのです。


上へ戻る