ひるあんどん

2019.07.05宅地に関する豆知識

記事作成者:
富岡直人
124_2492

この写真は、斜面に盛土して造成工事を行っている写真です。

沢山のコンクリートの壁が設置されています。この壁の内側に土を盛り、住宅を建築するための準備を行っています。地盤に高低差のある造成地において良く用いられる工法です。このコンクリートの壁は、擁壁といい盛土した土を支えるための物です。

このような造成地の新しい盛土は、非常に不安定です。住宅を建築した際、盛土が沈んでしまい不同沈下事故が発生しやすくなります。

そのため、盛土に適した土で転圧効果が見込める重機を使い造成工事を行う事によって、強度の高い地盤を形成する事ができます。

しかし、バックホーなどの転圧効果の見込めない重機を使って、工事日程を短縮するための転圧を行ってしまうと均一ではない地盤強度が生じて、将来的に住宅が傾いてしまう非常にバランスの悪い造成地になってしまいます。

 

最近はこうした造成工事内容を示す情報が不足しているケースが多く、地盤調査の判定を行う際も非常に神経を使います。

造成工事内容が把握できると無駄のない基礎判定を行う事ができます。

 

盛土が絡む造成地に住宅を建てる際は、造成内容をしっかり把握しておかないと将来的に非常に危険です。可能な限り情報を仕入れて住宅の建築に役立てるようにしてください。


上へ戻る