地震

9年が経過しました

2011年3月11日から9年が経過しました。

東日本大震災で被災された皆様のご心痛にお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とそのご家族に心よりお見舞い申し上げます。

9年が経過し、被災地では様々なことが変化しました。

一方で、喫緊の課題とされている南海トラフの巨大地震や首都圏直下型地震などについては、案外進んでいないと感じています。

南海トラフの地震は、活動する範囲の違いによって被災するエリアが異なっていることはありますが、ある程度の時間経過ごとに発生しています。

首都圏直下型地震と呼ばれる地震については、実は一つではなく、存在の確認されている複数の断層が順番でということではありませんが、繰り返し発生しています。茨城、千葉、神奈川、静岡といった外海に面する海岸線を持つエリアでは、津波の被害が、それ以外のエリアでは揺れや液状化による被害が発生しています。

1923年の大正関東地震、1894年の明治東京地震、1855年の安政江戸地震、1782年の天明小田原地震、1703年の元禄関東地震などM7以上の大きさと考えられている地震が繰り返されており、南海トラフの地震ともども警戒が呼びかけられているものです。

定期的に地震は発生します、などと断言する気はありませんが、過去の事例からするとそうだったので、気を付けましょうということになっています。

ですが、日本人の特性なのか「のどもと過ぎれば熱さ忘れる」ということが繰り返されているように思います。

地震に対して何も備えず、大地震が起きると犠牲が拡大するようなことだけは無いようにしてほしい、切にそう願います。

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